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1928年誕生。世界初バブルガムの元祖!『ダブルバブルガム』

2020/10/21:作成
Posted by 舶来品セレクション

Dubble Bubble Bubble Gum Fun Team Tub, 165 Piece
ダブルバブル バブルガム ファンチーム・タブ 165個入り



 子供の頃、風船ガムを膨らました思い出はありますか?
近年日本では、チューインガム離れが進み、「キシリトール系」以外のガム市場は、減少傾向を辿っています。

小学生の頃は、ガムをよく噛んでいた事もあって、ちょっと寂しい気もしますが、私みたいなマニアや、シナモンガム「ビッグレッド」を愛する織田裕二さんなど、根強いファンは多くいるようで、まだまだガムは、頑張れると思います。

 さて今回のレビューは、昔懐かし“風船ガムの元祖”と言われる、歴史的なアメリカで最初に誕生したバブルガムのご紹介。

この輸入菓子は、昨日10月17日に、BSフジで放映されました『次課・長州の力旅 輸入菓子』のロケでお世話になった「上野 二木の菓子さん」の専務様より御厚意として頂きました品物です。

このお菓子。何と165個!大量のガムが入ったバケツサイズ。 とんでもない数です!
普通に買うとなると、どうしても躊躇ってしまう量ですが、試供品なので有難くいただきました。 頑張ってPR活動を行っていきます!

アメリカ
購入店:二木の菓子(貰い物)
Ingredients: Sugar, Dextrose, Corn Syrup (glucose), Gum Base, High Fructose Corn Syrup, Artificial Flavors, Artificial Color (fd&c Red 3), Corn Starch, Bht (to Maintain Freshness).

原材料:砂糖、ブドウ糖、コーンシロップ (グルコース) 、ガムベース、高果糖コーンシロップ、人工香料、人工着色料(FD&C 赤色3号)、コーンスターチ、BHT (保存料)。

Peanut Free Gluten Free
Produced in a facility that dose not use peanuts, tree nuts or gluten.
ピーナッツフリー。グルテンフリー。
ピーナッツ、ツリーナッツ、グルテンを使用しない施設で作られています。

メーカー&ブランド紹介

From Products (Dubble Bubble) and Wiki
旧メーカー 1, Fleer Corporation
旧:フリーア・コーポレーション
2, Frank H. Fleer Corporation
フランク.H.フリーア・コーポレーション

https://www.sunmark.co.uk/
Philadelphia, Pennsylvania, US
アメリカ合衆国ペンシルバニア州フィラデルフィア

1, 1885年創業
2, 1913年創業

Founder: MR. Frank Henry. Fleer (1860-1921)
創業者:フランク・ヘンリー・フリーア氏

現メーカーTootsie Roll Industries Inc.
トッツィロール・インダストリーズ社
https://www.tootsie.com/
Company Profile
  フリーア社は、かつてアメリカに存在した「バブルガム」と「トレーディングカード」という、典型的な二つのアメリカン・サブカルチャーを生み出した製菓会社です。

フリーアの歴史は、とても古く160年以上前に遡ります。
ドイツ・ヴェストファーレン生まれのフランク・フリーア氏は、1880年代半ば、香料会社の社長:オットー・ホルスタイン氏の娘ポーリン氏と結婚。

続く1885年、義父の事業を引き継ぎ『フリーア社(Fleer Corporation)』を創業し、その香料を加えて、サポジラの木から採れた天然チクルを使用した「チクレットガム」を発売した事から始まります。

そして、1897年頃には、当時人気だったチクルガムにコーラフレーバーを加え、更に自動販売機でガムを発売。 アメリカで自動販売機でお菓子を販売した最初の企業の1つになりました。


FRANK H. FLEER PORTRAIT | Thanks Souce by onbeyondholcombe.wordpress.com
フランク・H・フリーアの肖像画とチクレットガム

また弟ヘンリー氏は、チクルガムをキャンディーでコーティングするというアイデアを思いつき「リトル・チクレット(Little Chiclets)」として発売。
次の世紀を通じたチューインガム史において【チクレット】と言う名の最も有名なブランドが生まれます。


Once a Dubble Bubble, now a buncha rubber | Thanks Souce by  hiddencityphila.org( Photo: Bradley Maule)
かつてのフリーア社のバブルガム工場。現在はタイヤ工場

風船ガムの発明!失敗)】
1906年。更に彼らは『ブリッバー・ブラバー(Blibber-Blubber)』と呼ばれる風船ガムを考案。しかし弾力性に劣り脆く、粘着性が強すぎた為に膨らますことが出来ず失敗に終わり、市販されることはありませんでした。 世界初の風船ガムを発明(失敗)

そして1909年フリーア氏は、ニュージャージー州トレントンの『センセン・カンパニー(Sen-Sen Company)』に事業をすべて売却
センセン社は、『センセンチクレット(Sen Sen Chiclet)』と改名し、後に『アメリカンチクル・カンパニー(American Chicle Company)※』に合併されました。

※ 後の『アダムス社(Adams)』(1997年)。イギリスのチョコブランド『キャドバリー』を経て(2003年)、現在は『モンデリーズ・インターナショナル』の傘下(2010年)。


Blibber-Blubber Gum Label | Thanks Souce by  antiqueadvertising.com
ヴィンテージガム。

Bob's Gum Box | Thanks Souce by antiqueadvertising.com
Bobs Hearts of Perfect Chewing Gum all covered Over with Exquisite Peppermint Candy

トレーディングカード入りお菓子の発明
しかしフリーア氏は、不死鳥の如く蘇ります。
彼は、1913年に事業を再開。同じくフィラデルフィアにて『フランク.H.フリーア・コーポレーション(Frank H. Fleer Corporation)』を設立しました。

事業売却の条件として彼は、チクルベースのチューインガムに戻ることが出来ず、
トレーディングカードをオマケに付けた「フリーア・ボブ(Fleer's Bobs)」や「フルーツハート(Fruit Hearts)」などの他の菓子製品を製造しました。
これは『トレーディングカード』を付属した最初のお菓子として伝えられています。


RARE 1923 FLEER BOBS AND FRUIT HEARTS GUM STRIP CARD | Thanks Souce by worthpoint.com
1923年頃のフリーアカード

1928年:風船ガムの発明!成功)】
そして1928年。アメリカの偉大な発明が生まれます。
フリーア社の貿易会計士:ウォルター・ディーマー氏(Mr. Walter E. Diemer)は、自身の仕事が暇な時に、様々なガムのレシピを試していました。

彼は、偶然にユニークなレシピに出くわし、べたつかず、通常のチューインガムよりも、とても長く伸びやすいことに気づきます。

そして彼は、工場に唯一あった【ピンクの食品着色料】を加え、ソルトウォータータフィーの製造機を使用して製造。 『ダブル・バブル(Dubble Bubble)ガム』と名付け、僅か1セントの価格で販売します。

奇しくも時代は、世界恐慌の最中。ダブルバブルガムは、人々に安価なご馳走として人気を博し、初年度の売上は150万米ドルを超える記録が残りました。


Frank Henry Fleer invented bubble gum | Thanks Souce by .pinterest.es

The Pennsylvanian Who Invented Bubble Gum | Thanks Souce by mascola.com
1940年代頃のダブルバブルガムの広告

トッツィロール ミジーズ ココアフレーバー キャンディ

シカゴのキャンディーブランド「トッツィーロール」

そして80年代以降のフリーア社は、バスケットボールやベースボールなどのスポーツ・トレーディングカード「ベンチマークス(Benchmarks Trading Cards)」やコミックヒーローなどのトレーディングカードセットを次々に発売し、一世を風靡しますが、時代の多様化と共に衰退。

2005年初頭、連邦倒産法第7章の適用申請を行い破産。 トレーディングカード部門は、マーベルエンターテインメントグループに買収。

ダブルバブルガムは、2004年にシカゴを拠点とする『トッティーロール・インダストリー社(Tootsie Roll Industries)』に買収され現在に至ります。

資料: chewinggumfacts.com : encyclopedia.comhobbydb.comhistory.com
hiddencityphila.org :  fundinguniverse.com : onbeyondholcombe.wordpress.com
: coopfeathers.blogspot.com : thetoppsarchives.com : ideafinder.com

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バケツは、サイドからパカッと開けるタイプ。


この時点で、ふわっと漂うあま~い香り!!


どどーんとガムが165粒も!!



Dubble Bubble Origina Flavor BUBBLE GUM

大きさは、1.5センチ前後。
円筒形で、歯車の形をしたガムで、子供の玩具を思わせるような色合い。
眩しいばかりの“ど・ピンク色”です!!

 適度な弾力性のある噛み応え。 極僅かですが砂糖のシャリッとした舌ざわりも感じます。

噛むほどに、ジュワッと滲み出る、何とも言えないプラスチカルな甘さで、まさに人工香料をふんだんに使ったノスタルジーな味わいです。


実に、甘いですね!!!

噛む回数と共に、ガムは段々と硬直化が進んでいき、味がしなくなり噛むのが辛くなればおしまい。 時間にして3分前後と、最近のガムと比較すると短めです。
まぁ昔ながらのアメリカンガムなので、これはしょうがないかと・・・

 お約束の“ガム風船”は、大人だと大体2個くらいは必要。
鼻くらいまでの大きさに、しっかりと膨らみました。Good!!
ガムがよほど古くなければ、問題は無さそうです。

しかし、こんなにどうしよう! と考えましたが、職場に持っていきましたらば、懐かしさも相まって大好評!! 一日で、20個程度に減ってしまいました。
みなさん。子供のころ噛んでいたんですね!!
ダブルバブル バブルガムのレビューでした。


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