メーカー紹介

From Products (Schokolanden Lebkuchen)
Henry Lambertz GmbH & Co KG 
Aachen, NRW
ドイツ連邦共和国
ノルトライン=ヴェストファーレン州アーヘン

1688年設立
Company Profile
"Henry Lambertz" ヘンリー・ランベルツは、ジンジャーブレッドの大手メーカーとして広く知られ300年以上続くドイツの伝統的な製菓会社。
正式名称は、長く
"Aachener Printen- Und Schokoladenfabrik Henry Lambertz"
アーヘナー・プリンテン&ショコラデン ファブリック ヘンリー・ランバーツ
(ショコラデン・ファブリック=チョコレート工場)。
 会社は、ドイツ西部ベルギーやオランダの国境に近い、大聖堂で有名なノルトライン=ヴェストファーレン州(NRW)アーヘンに拠点を置き、その歴史は古く、今からおよそ320年以上前の1688年、当時最強と言われたルイ14世率いるフランス軍と欧州諸国との間に起こった大同盟戦争の最中、ドイツの西、ラインラルト地方ライン川沿岸アーヘンの地で、創業者ヘンリー・ランバーツ氏が元々アーヘンの地に伝わる鋳型で作る伝統的なクッキー作り の一つとして「バックハウス」と呼ばれる小さな石釜を"Haus zur Sonne"『太陽の家』と名づけ会社のシンボルマークと示し販売をしたのが始まりになります。
 時代は流れ132年後の1820年、ランバーツ四世は、最先端の蒸気機関を利用した製造設備を導入、飛躍的に生産能力を向上させ、会社の基礎となる商品“スパイシーなショウガ入り菓子パン”「Kräuterprinte」(クロイタープリンテ)を開発、さらにドイツ初のチョコレートでコーティングされたビスケット「Lambertz Schokoprinte」を発明し、ベルギーやオランダなど欧州各国の王室御用達に任命され、のちのランバーツ社のバラエティーに営んだ魅力ある商品開発への道を開きました。
そして現代に入り、大規模な景気低迷と大火災によって多額の負債を抱えた会社をランベルツ家の一人ドイツの起業家「ヘルマン・ビュールベッカー Hermann Bühlbecker」が経営を引き継ぎ、戦略的買収を通じて他の菓子メーカーを統合し革新的に会社を拡大、2011年には総販売量550億ユーロ(およそ660億円)を達成させます。

フリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン=ニュルンベルクで経営学を学んだ、イケメンのナイスガイ、ドイツの起業家ヘルマン・ビュールベッカー氏。
(Thanks-From Lambertz GmbH & Co. KG, Aachen [CC-BY-SA-3.0-de (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/de/deed.en)], via Wikimedia Commons)
 主なブランドに、この会社を代表するランベルツ「Lambertz」、チョコレートでコーティングしたジンジャーブレッド・レープクーヘンのヴァイス「Weiss」やドイツのアーヘン菓子プリンテンを代表するブランド「Kinkartz」、ウエハーやビスケット、プラリネなどを魅力的にパッケージした高級菓子「Haeberlein Metzger」などがあり、クリスマス・ペストリーなどの季節商品や通年を通してジンジャーブレッドやワッフルおよびタルト、そしてベルギー産のチョコレートをコーティングしたクッキーなど、世界で5番目に大きいクッキーメーカーとして古典的なドイツ伝統の味を世界中で楽しむことが出来ます。