沖縄定番のステーキソース

1824年 イギリス王 ジョージ4世のシェフより
2012/12/04 作成
Posted by 舶来品セレクション

ソース
ブランズ社
Brand & Co.,
クラフト アメリカ
メーカーHP
ブランズ A1 ソース 240g
Brand's A1 Sauce 8 1/2oz
イギリス
購入先 沖縄 かねひで 200円位



 沖縄県で定番のステーキソースです、沖縄各地のお土産店は勿論、コンビニ、スーパー、ステーキ店、など何処でも見受けられる一般的なソースです。
歴史は古く、イギリス王 ジョージ4世まで遡ります、沖縄で売られるA1ソースは、シンガポール経由のイギリス製で、アメリカ産 クラフトフーズ社が販売するA1とは、材料が違います。
ソース
内容量 240g
Ingredients:tomatoes,Malt Vinegar,Spirit Vinegar,Sugar,Dates,Salt,Locust Bean Gum,Ginger,Colour E150c,Onion Powder,Nutmeg,Black Pepper,Cayenne.
原材料:トマト、モルトビネガー、スピリットビネガー、砂糖、デーツ、塩、ローカストビーンガム、ジンジャー、E150c、オニオンパウダー、ナツメグ、ブラックペッパー、カイエン。
100g カロリー 372Kcal
100g たんぱく質 1.1g
100g 脂肪 Trace
100g 炭水化物 20.8g
100g 糖類 18.8g
砂糖 角砂糖約5.2個
メーカー紹介
Brand & Co., ブランズ
Addlestone SURREY KT15 2HJ, UK
英国 サリー州 アドレストン
1824年制作
製作者 Henderson William Brand
ヘンダーソン ウィリアム ブランド
 A1ソースは、1824年から1831年の間 イギリス王 ジョージ4世のシェフとして働く ヘンダーソン ウィリアム ブランドが、王様の牛肉料理の新しいソースとして作り、ジョージ4世が一級品の証として "A.1." と名前付け生まれたソースです。
1831年に Brand & Co.として商業生産されますが、倒産、商標紛争が起こります。
 後にアメリカでは、 1895年に G.F. Heublein & Brothers社が A.1 ステーキソースとして販売、現在は、ナビスコを併合した世界第2位の食品会社クラフトフーズ社によってアメリカ国内では販売されております。

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沖縄市 国際通り 88ステーキです

戦後、沖縄県においてアメリカから持ち込まれ普及した食文化の一つであるステーキソース A1ソースです。 現在は、沖縄で販売されるA1ソースのほとんどは、アメリカで販売されるクラフトフーズ社のA1ステーキとは材料が違い 本家 イギリスからシンガポール経由で輸入されるものが多く モルトビネガー、スピリットビネガー、デーツ、ナツメグが入るのが特徴です。

クラフトフーズ社のアメリカ産『A1 ステーキソース』は、コーンシロップ、レーズンペースト、オレンジピューレなどが含まれており甘さと酸味に違いがあります。

サラッとはしてませんが、味の違いは、イギリス産のA1ソースは、リー&ペリン ウースターシャーソースにやや近く酸味がはっきりした味わい。



シンガポール経由のイギリス産のソースです。

A most wholesome and excellent thick sauce.
The original thick brown sauce.
Made from the finest fruits and spices.
Blended with malt vinegar.
Serve with steaks,hot and cold meats,cheese and salads or use to add piquancy to soupss and stews.
最も健全で素晴らしい濃厚ソース。オリジナルの厚いブラウンソース。
最高級の果物やスパイスから作られております。モルト酢をブレンド。
ステーキ、ホット・コールドミート、チーズ、サラダを添えてまたはスープやシチューにスパイスを追加するために使用します。

88ステーキ ヒレ ビーフステーキ と合わせてみました

褐色のソースは、とろみがあり、トマトの酸味とモルトビネガーが合わさり酸味の強いソースです。

トマトの味が、結構強く感じられ酸っぱさと爽やかさがあり、玉葱とナツメグなどのスパイシーなコクがあります。

ステーキなど肉と合わせると、牛肉にトマトの酸味が加わり独特の味になります、
本州のステーキとはちょっと違う味になります、牛肉のこってり感にトマト・ビネガーの酸味が加わりますが、味は、こってりしたままです、本州の人間としては、ポン酢や大根おろし、ニンニク醤油の方が親しみを感じますが、沖縄では、飲んだ後に、締めにステーキを食べる習慣があり夜に国際通りを通ると呼び込みで「締めにステーキは如何ですか?」と声をかけられちょっとびっくりしてしまいます。反応してしまったら呼び込み店員さんの勝ち!!

実際に、沖縄では飲んだ締めにステーキを食べる風習があり、こういった消化酵素がある口当たりの良い酸味のあるソースが好まれてるのかもしれません、暖かい沖縄ならではのステーキソースだと思いました。


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アメリカより A.1.ステーキソースとバーガーキングのコラボのCMです
A.1. Makes The BK Steakhouse Burger Sing


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