メーカー&ブランド紹介 | ||||||
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ブランド Wm. Wrigley Jr. Company リグレー(リグリー) https://www.mars.com/ |
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Company Profile 「ウィリアム・リグレージュニア・カンパニー(William Wrigley Jr. Company)」は、“リグレー(リグリー)”の愛称で知られた世界最大のチューインガムブランドです。 本部は、イリノイ州シカゴ、グースアイランドに位置し、米国大手食品会社『マース・インコーポレイテッド』の完全子会社として運営されます。
リグレーガムの歴史は、ペンシルベニア州南東部フィラデルフィア出身の「リグレージュニア氏」が、29歳の時、父親の石鹸ビジネスの代理店を開くためにシカゴに移転、リグレー石鹸を販売したことから始まります。 しかり石鹸販売は、ほどんど利益が出ず、ベーキングパウダーに販路を拡大。 更に付加価値を付けて“オマケのガム”と一緒にベーキングパウダーを販売しました。 売れ行きは好調でしたが、彼は、顧客の評判が、主力のベーキングパウダーよりもオマケのガムの方が、人気が高かった事に着目します。
当時のガムは、石油製品の「石蝋(せきろう):パラフィン」を主原料としており、食べて飲み込む事は出来ませんでした。 そこで彼は、サプライヤーである「ゼノ・マニュファクチャリング社(Zeno Manufacturing)」に、熱帯果実サポジラの木から採出したラテックスである【チクル】を使ったガムを作ろうと提案。
1893年、歴史的なチューインガムである、息をリフレッシュするクールなミントガム【リグレー・スペアミント・ガム(Wrigley's Spearmint Gum)】、とフルーツ風味のガム【リグレー・ジューシーフルーツガム(Wrigley's Juicy Fruit Gum)】が誕生しました。 そして1909年。リグレーは、ゼノ社を買収し、現在の『William Wrigley Jr. Company』と改名。
女性をターゲットにしたブランド「Vassar Gum」と、一般市場向けの「Lotta Gum」の新しいブランドを市場に投入。1914年には、【 リグレー・ダブルミントガム(Wrigley's Doublemint Gum) 】。 戦争配給により1944年【 オービット(Orbit) 】、1976年シナモン味の【 ビッグレッド(Wrigley's Big Red)】が販売されました。 2008年。リグレー社は、バークシャー・ハサウェイの筆頭株主であるウォーレン・バフェットの仲介の元、M&M'S チョコレートで有名なマース社に、230億ドル(約2兆4208億)で買収。 契約に基づき独立子会社となります。 同社は現在、50か国以上で事業を展開。 米国、メキシコ、スペイン、イギリス、フランス、チェコ共和国、ポーランドを含む14か国に21の生産施設から、180を超える国と地域で製品を販売、年間54億ドル(約5900億円)の売り上げを誇ります。
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