iHerb 個人輸入トラブル体験記 - 税関 と バニラ(天然)
税関で足止めされました。
2012/07/30 作成
Posted by 舶来品セレクション
佐川急便注文で、注文した品物が税関で引っかかりました。
7月19日 佐川急便にて 注文
20120720 1631 |
On Board Aircraft |
LOS ANGELES,U.S.A |
20120722 2139 |
Arrived At Destination |
KANSAI, JAPAN |
20120723 1745 |
CLEARANCE RELEASE |
KANSAI, JAPAN |
20120723 1955 |
Out For Delivery |
KANSAI, JAPAN |
LOCAL TRACKING# |
511510993*** |
LOCAL TRACKING |
7月27日夜 オリンピック開会式前に追跡の最終確認をし、
LOCAL TRACKINGの国内番号が確認され最寄り支店発送になっており
そろそろ到着かなと思っていた所
7月28日朝 オリンピック開会式終了後、改めて追跡の確認をしたら
国内振替番号の情報が無くなりました
7月29日朝 不信に思い
佐川西日本営業所 関空オペレーションセンター 072-456-5791 に電話しました。
この時点で注文から10日目
追跡表示TEL番は
+81から始まり市外局番の
0が抜けていますので注意
(国際電話表示)
佐川 東京オペレーションセンター 03-3768-8591
佐川 関空オペレーションセンター 072-456-5791
佐川オペレーションセンター
一覧リンク
始めにオペレータの女性が対応され
『
製品名に、バニラ の記載があり通関出来ず、現在iHerb社に確認待ちの状態』との事
オペレータの女性に、バニラ製品を除外して発送する様に指示
今回、通関出来ない品物(品名の Vanilla)表示が × です
Alaffia, Shea & Coffee Goat Milk Soap, Vanilla Orange, 3.0 oz (85 g)
夕方、男性の社員から
『
バニラ(天然栽培 野生のバニラ)はワシントン条約に指定されており
輸入が出来ない状態で、この状態で入国させるには、
滅却処分が必要で現在の品を分割配送する場合は、手書きの滅却承認書が必要
または、現在の品を返送しiHerbに禁制品を除いた注文品を再発送可能か、
バニラは天然の物なのか? iHerbに確認返事待ちとなりました、どちらにせよ後暫くかかる』との事
2012年7月29日現在、iHerbの取り扱い品で、商品名にバニラ の記載品を確認すると
幾つかの製品が日本発送不可となっていました。
St. Dalfour, Organic, Vanilla Tea, 25 Tea Bags, 1.75 oz (50 g)
St.Dalfour社のバニラ製品ですね、過去になにかあったのでしょうか?。
(
注意 9月現在バニラ製品
Prohibited, Japan は解除されています )
個人輸入をする際、バニラ記載の物、最悪は成分にバニラの記載がある物は、
通関出来ない可能があります。(一時的にしろ)
通関出来ない場合、滅却処分、または返送の可能性があり、
最悪のケースはその際に係る費用は、我々側、輸入者の負担になり購入金額を大幅に超える可能性がありリスクが高すぎます。
滅却処分には、リンク
滅却(廃棄)承認申請書 税関様式C第3170号 が
必要です
佐川グローバルロジスティクスに滅却費用をお伺いしたところ、
今回の滅却費用の場合
滅却代に 2000円 + 数百円
荷物仕分け代 再通関費(手数料か?)3000円位で
大凡¥5000-前後になるのではないか との事 でした。
バニラの前例として平成23年11月15日に
商業航空としてフランスからの食料品バニラ7Kgが、差し止められていました。
ワシントン条約該当物品輸入差止等実績(平成23年)リンク
23年度実績一覧 PDF リンク
(フランスのバニラには何かあるようです)
この表を元に参考事例をあげると 1日に1品から6品前後違反品が出ており
一般の個人輸入で関連しそうなのは
該当物は、
アロエ・サボテン・木香 などが 化粧品・食品で該当しそうです
追記 8/2 12:30
通関致しました。
人工栽培のバニラで有ることが、確認がとれiHerbから連絡が有ったとの事、
そして
無事、通関したとの事が
佐川グローバルロジスティクスより電話連絡がありました。
全部、iHerbとのやりとりは、佐川グローバルロジスティクスが応対してくれ、私は、やりとりはしませんでした。
私の方も少し動きまして、
近場の
リンク 9301 税関相談官制度について(カスタムスアンサー)
東京外郵出張所 03-5665-3755 に電話して問い合わせたところ、
ワシントン条約に関することは経済産業省管轄 との事で連絡先を教えてもらい
経済産業省 貿易管理部 野生動植物 貿易審査室 03-3501-1723
に電話確認をした所、女性の担当官が
『
人工栽培のバニラを使用している場合。製造メーカーに確認が取れれば
インボイスに記載があれが問題なく通関出来る』との事でした。
とても応対は丁寧で迅速的確でした。
今回私の荷物のインボイスに変更は無く、iHerb(メーカー経由?)
への確認のみでしたので人工栽培バニラの場合 通関は、確認事項だけで構わないようです。
こちらが引っかかった品物
Alaffia, Shea & Coffee Goat Milk Soap, Vanilla Orange, 3.0 oz (85 g)
アラフィア社 シアバター コーヒーゴートミルク石けん バニラオレンジ
無事通関できてなによりです、注文してから到着まで15日位でしょうか。
ワイルドな石けんだから怪しまれたのかもしれませんね。
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